初投稿。
ブログを立ち上げようと思ったきっかけは、Teamed.ioというCaliforniaのソフトウェアアウトソーシング(?)をやってる会社のCTO、 Yegor Bugayenko (yegor256)のブログのエントリ、How Much Do You Cost?。
これは、Teamed.ioがエンジニアに払うfeeを決める際の指標についてのエントリで、その指標の一つとして Talks and Publications を挙げている。
Both blog articles and conference presentations make you much more valuable as a specialist. Mostly because these things demonstrate that some people already reviewed your work and your talent. And it was not just a single employer, but a group of other programmers and engineers. This means that we also can rely on your opinions.
つまり、カンファレンスで発表したりブログで意見を発信すると、それらを見た様々な人たちによってレビューされフィードバックを受けることになるので、 そういった経験が多いエンジニアは、より洗練された考えや技術を持っているとみなせるということ。
確かに、普段会社の同僚としか接しないので、自分の意見を広く発信してフィードバックを受けるのは刺激になりおもしろそうだしためになりそう。 ただそのためにはこのブログが広く読まれコメントをもらえるまでになる必要があるが、それはさておき、 文筆の練習として、また物事に対する理解を深めるためにも、書くということは有益であろう。備忘録にもなるし。
因みに、Yegorはオブジェクト指向プログラミングの原理主義者で、ソフトウェア開発に対して非常に厳格で斬新な(異端な?)考え方を持っている。 それは例えば彼の以下のブログエントリに見られる。
- Daily Stand-Up Meetings Are a Good Tool for a Bad Manager (スタンドアップミーティングはダメマネージャーが好む手法)
- ORM Is an Offensive Anti-Pattern (ORMはけしからんアンチパターン)
- Getters/Setters. Evil. Period. (GetterやSetterは悪だ。以上。)
下で働くと苦労しそうなタイプな気はするが、言っていることは面白いし説得力もあるので、いくつかのエントリを和訳しておいおいここで紹介していこうかと思う。