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GitHub Pagesでブログ立ち上げ - GitHub PagesとJekyllの続き。 前回は、GitHub PagesとJekyllでブログを始めることにして、Jekyllのセットアップに四苦八苦した。
Jekyllがだいたいセットアップできたところで、どんなサイトデザインにしようか考え始めた。 調べたところ、生のJekyllを使うよりも簡単に見栄えのいいサイトを作れる方法がある模様。
Octopress
もっとも有名なのはOctopress。 ホームページの説明によると、「Octopress is a framework designed for Jekyll, the static blogging engine powering Github Pages」とのこと。 フレームワークと呼ぶのはちょっと大げさな気がする。 まあ見たところ、Jekyllをサイト生成エンジンとした、ブログサイト構築、ブログエントリ作成、ブログサイトデプロイなどを簡易化するツール。
広く使われていて情報が豊富だし、テーマを選んでエントリの内容をMarkdownで書くだけでかっこいいサイトが作れる。バージョンは2系が主に使われているやつで、3系がβ状態。
血迷って3系に手を出してみる。GitHubにあるREADMEを見ながらWindows 7上にインストールして、適当なサイトを作ろうとするもjekyll build
でエラー。さすがにWindowsじゃだめかと思い、CentOS 7のVMを立ち上げてそこでやってみるもまたjekyll build
でエラー。
心折れかけながらドキュメントなど見ていたら、多くのプラグインがまだ開発中で、3系は基本的な機能しか動かなそうなことが発覚。素直に2系にすることに。
2系は成熟しているし情報が沢山あるので、順調にインストールとテストサイト作成に成功したあたりで、不審な情報を発見した。
Jekyllのドキュメントによると、GitHub Pagesではセキュリティ対策のためにJekyll をセーフモードで実行するため、カスタムプラグインが無効になるとのこと。 Octopressが生成したJekyllソースをGitHub Pagesに上げたらビルドして公開してくれると思っていたけど、OctopressはJekyllのプラグイン機能をもりもり利用しているようなので、上手くいかないようだ。
つまりOctopressをGitHub Pages上のサイトに使うとしたら、結局ビルド成果物をアップしないといけなくなる。JekyllのソースだけをGitHubで管理するように出来たらいいと思っていたが当てが外れた。
Jekyll-Bootstrap
Octopressを使うモチベーションが下がり、他のを探したところ、Jekyll-Bootstrapというのを見つけた。
Jekyll-BootstrapはJekyllのソースそのもので、面倒な部分は既にできてるので、ユーザはテンプレートを使って記事の内容を書くだけでいいよ、というもの。テーマ機能と、記事作成作業をRakeで簡易化するためのRakefile付き。
すばらしいことに、「JekyllのソースだけをGitHubで管理するように出来たらいい」という需要に応えることを目指して作られていて、Jekyll-Bootstrapをベースに作ったJekyllソースはGitHub Pages上のJekyllでビルド可能。
まさに求めていたものと心躍った。 が、プロジェクトページを見るにあまり活発に開発が進んでない模様。 廃れ行きそうなツールを使うのもなぁ…
結論
Jekyll-Bootstrapを使うのは気が進まない。Octopressを使うとビルド成果物をアップしないといけない。 どうせビルド成果物を上げるのなら、Jekyllにこだわる必要はないか、ということで、去年末くらいから盛り上がってきているHugoにすることに。Hugoについてはまた別のエントリで書く。